超光戦隊エナジーファイブ

ZENピクチャーズ

超光戦隊エナジーファイブ外伝 悪の王女 カルマ

古代帝国ドグマイラの王女・カルマは、エナジーファイブの光子力バズーカによって絶命した。しかし、その魂は地獄への旅の最中に、「地獄の秩序を保つため“悪”というものを理解させる」という理由により、再び現世へ送り返されてしまう。だが、門番の手違いによりカルマの肉体が蘇ったのはパラレルワールドであり、その世界では誰も彼女のことを知るものはいなかった。エナジーピンクはおろか、ドグマイラ兵にいたってはカルマをイカれ女扱いする始末。エナジーピンクを叩きのめし、この世界の情報を得るカルマだったが、そこへこの世界の悪党・怪毒丸が現れ、驚愕の強さを持つカルマを仲間へ引き入れようと画策。妖術で力を封じられたカルマは、今まで経験したことがないほどに戦闘で圧倒されてしまうが、プライドだけは譲らない。鋭い歯を持つ魚霊に体中を噛み付かれても、決して怪毒丸の問いかけになど耳を貸さないのであった。そして、エナジーピンクの脱走により得たチャンスで妖術を解き、自らも脱出するカルマ。追っ手のドグマイラ兵達を粉砕し、再びエナジーピンクと相対する。正義の象徴エナジーピンクを前にして、カルマの心に“悪”という認識が生まれるのであろうか?傍若無人な最凶戦士のスピンオフストーリー。新たな悪女の伝説が始まる!!
ZENピクチャーズ

超光戦隊エナジーファイブ 前編

数年前に発見された地底深くに存在する古代文明…。その地表侵攻に備えて設立された超光子力防衛局は、決戦に備え特殊強化スーツを開発。その着装試験に赤城遼、青葉誠司、桃井ユカが合格した。しかし、古代帝国ドグマイラの戦艦が起こした地震により、着装予定だったスーツは5つのプラズマ球体となり飛散。三人は何とかスーツの着装を果たすも、残り二つは組織と何の関係もない一般人である黒黄猛、旬の兄弟の体内に吸収されてしまったのだった。戸惑いを隠せない黒黄兄弟の前に現れた古代帝国ドグマイラの王子カオスと王女カルマ。気まぐれなカルマの手によって黒黄兄弟は絶体絶命のピンチに立たされる!しかし、そのときやってきたわれらが超光子力防衛局の三人によって地表と古代帝国の戦いの火蓋は切って落とされた!だが、戦いの中で旬をかばったユカは大きな怪我を負ってしまう。みんなの心の支えであるユカの一時離脱に焦りの色を隠せない遼と誠司。一方、猛は弟との平和な生活を優先させるため防衛局入りを拒否し、旬とともに去っていってしまう。そんな戦隊分裂の危機に乗じて、王女カルマはチーム内最年少である旬を捕らえ、ペットとして飼う事に執着し、再び地表へ飛び出すのだった。
ZENピクチャーズ

超光戦隊エナジーファイブ 後編

古代帝国ドグマイラの王女・カルマを倒し、ようやく5人そろったエナジーファイブ。しかし、旬が戦いに巻き込まれることを恐れる猛は訓練をボイコット、旬が寮へ入ることも許さなかった。一方、カルマを失ったドグマイラでは、王子・カオスが復讐を宣言。だが、その真意はカルマへの弔いではなくエナジーピンクを己の花嫁として迎えることであった。凶悪残忍なカオスからのプロポーズを断ったピンクはドグマイラ兵と戦闘。華麗に兵士を蹴散らすもカオスの凶弾の前に倒れるピンク。そして、強引なプロポーズを成功させるために、カオスは泡攻撃でピンクを弱らせてマスクとオーバースーツを消失させ、さらに残ったインナースーツさえも鋭い剣で切り刻んでいく。ピンクの残した髪留めから居所を割り出した残りのメンバーは、強大な敵に立ち向かう。しかし、奇跡を起こすためには全員の力が必要だ。そう、戦いを拒む猛を説得しなければ!今ここにエナジーファイブとドグマイラの決戦の火蓋がきって落とされる!