西野翔

復活した妖魔台国の女王は巨大騎怨獣を出し、世界征服を企む！神武日美子は戦うが瀕死の重傷を負い、サイボーグ“ヒミコ”として生まれ変わった！愛らしい妹の弥生もスカイラル号を操縦しヒミコを助けるのだ。拳を合わせ無敵のサイボーグに変身し、戦闘軍団を倒すが、巨大騎怨獣のレーザー光線で苦しみ傷つくヒミコ…だが、スカイラル号から巨大ロボ“メタルビュート”の手足胴体が飛び出し合体する。ヒミコは、巨大ロボの頭に変形し、巨大ロボを操り巨大騎怨獣を倒す！だが、神武日美子は女性としての幸せを無くし、サイボーグとして生きる事に苦悩を感じるのだった…。

ついにアキバリオンシャドー月となった牢那だったが、白虎との戦いで仁雷は負傷してしまう。牢那と詩百合は病床の間で仁雷の口から語られる亜牙一族の歴史を聞き、決意を新たにするのだった。そのころ死骸一族は計画の障害となるアキバリオンシャドーをおびき出すために秋葉の街を襲撃していた。牢那と詩百合は現場に急行し死忍を倒すが突然、詩百合が牢那に襲い掛かる！玄武の幻術によって操られた二人は味方同士で戦うことに。果たしてアキバリオンシャドーは玄武の幻術を見破る事ができるのか！？そして宿敵、青龍の野望を阻むことができるのか！？秋葉原の未来を賭けた戦いが始まろうとしていた…。

Mystic Integral Secret Service（秘密なる完全なシークレットサービス）略称MISS。悪の集団エゴイズマの暗殺から要人を守るために生まれた世界的組織。特殊強化スーツに身を包み変身前の正体は誰にも明かしてはならない。九条陽菜、ここにも一人ひたすら正体を隠し邪悪なエゴイズマと戦うMISSがいた。コードネームはミネルバ。彼女がエゴイズマの戦闘員達との戦いの直後、レオタード一枚で路上をさ迷う、美少女と出会ってから物語は動きだす…。まだ、14歳の美少女の名は美月零。超能力を秘めた肉体を狙われていたのであった。陽菜は零を守るために懸命にエゴイズマと戦うが、女幹部イルザーが仕向けた鉄の怪人ツリガネイズマは強かった！そして、ツリガネイズマこそが零の記憶を消しエゴイズマの超能力兵士として洗脳しようとしていた怪人であった…。陽菜の怒りと正義の気持ちが正体を明かしてはならないMISSの規則を破らせミネルバに変身するのだった！しかし、変身前に受けた左の胸のダメージが強化スーツに身を包んだ陽菜の肉体を苦しめる…。ツリガネイズマとの戦いに敗北したミネルバはMISSの情報を聞き出させる拷問を受け、そして零の洗脳は再開される…。果たして二人の運命は…？！

宇宙犯罪者、宇宙魔女ババーラを追って地球にやってきたアンジェアとエマだが、ババーラの策略によってバラバラにされて、アンジェラは力を発揮できずに殺されてしまう。一方、メイドロボのエマもババーラに囚われて、その体を調べられていた。そこにバイトに遅刻しそうだったために、近道した筑紫芳香が遭遇した！ロボットの危機を助けた芳香は宇宙魔女に痛めつけられ苦しむが、メイドロボのパートナーになる事で宇宙魔女を撃退した。しかし、怒った宇宙魔女は巨大触手怪獣を仕向け襲いかかる。そして巨大化したメイドロボにフェードインし乗り込み操縦する芳香は触手怪獣と戦うのだ！だが、ロボットが傷つくと操縦している芳香にも痛みと苦しみがフィードバックしてしまうリスクがあった！まるで芳香自身が巨大化したような感覚は芳香の肉体を苦しめる。巨大触手がギュウギュウと彼女の肉体を締め付け、触手の毒液は彼女の肉体をいたぶりぬくのだった。それだけならまだいいが、宇宙魔女は操縦室に忍び込み芳香を苦しめるのだった。果たして芳香の運命は…！？

左胸を負傷しながらも辛うじてツリガネイズマを倒したMISSのエージェント、ミネルバこと九条陽菜…しかし肉体の負傷と体力の消耗が激しかった。彼女は友人である沢尻刑事に援助され、そして秘密にしていた全てを語りだす…。そして悪に洗脳された超能力（フォース）を持つ美少女、美月零を悪の毒牙から救わなければならなかった。陽菜の前に現れた洗脳された零。そして新たな怪人ヒトデイズマ、そして零の悪のフォースが陽菜の首を絞め電撃が肉体と負傷した左胸を襲う！ヒトデイズマのヒトデ攻撃がミネルバに変身したマスクの顔面にへばり付き視覚を奪う。それを良いことに姑息なヒトデイズマはミネルバをボコボコに痛めつけるのだった…。気絶したミネルバはアジトに捕獲されMISS（秘密なる完全なシークレットサービス）の情報を吐かせる拷問にかけられる。ヒトデイズマはミクロ化し陽菜の口内から身体の中に寄生し陽菜を拷問する。気が狂いそうなほどの激痛に陽菜がその鍛え抜かれた肉体をヒクヒクと痙攣させながら確実に彼女の肉体精神は限界点に来ていた…。一方、零は陽菜の悲鳴を聞きながら正義と悪の判断に胸を痛めていた。ミネルバ九条陽菜の絶体絶命ピンチを救えるのは、零の心にわずかに残った良心の灯火だけだった…。

東京にあるウイルスが流行し、都民に恐怖を与えていた。そのウイルスは人間の悪意を増幅させ、人間を魔物に変えるというもので、さらに最悪なことにウイルスに侵されるのは決まって邪悪な犯罪者だということだった。犯罪者たちは魔物になることを嘆くどころか、喜び、その得た能力を使って暴虐の限りをつくしていた。警視庁と防衛庁はそのウイルスをデビルウイルスと呼び、それに対応する組織を作った。その一員である早見都は、ウイルスに犯された人間を見抜く能力を持っていた。そのことを知った組織は都のパートナーに一人の看護師・真琴をつける。刑事でなく看護師をパートナーにされて、納得いかない都だったが、まだウイルスに感染されて間もない人間を、要領よく治療していく真琴を見て、不満を持ちつつもパートナーと認める。そんなある日、かつて都に仲間を逮捕され復讐のチャンスを狙っていた上沢がウイルスに犯される。

妹・弥生の助けもあり、スーパーメタルビュートとなってアマテロスの騎怨獣を倒した神武日美子だったが、自分の体が生身の人間ではなくなっていることに気付いてしまう。そのことを父である神武博士に話し、真実を告げられた日美子は、みなの前では気丈にふるまうが、弥生と二人きりになり「今だけ泣かせて」と妹の胸で泣き崩れる。一方、アマテロスの副官スガノオは、日美子に苦しみを与えてから殺してやろうという邪悪な策略を立てていた。騎怨獣の出現を聞き、スカイラル号で出撃する弥生。日美子もスーパーメタルビュートになって戦おうとするが、スガノオが邪魔をする。弥生はスカイラル号で戦いながら、姉が変身できるチャンスを待つが、騎怨獣に捕まり気絶して敵のアジトに拉致されてしまう。スガノオは妹を人質に取られて戦えない日美子を痛めつけ、去っていく。そして基地に戻った日美子のもとに、カプセルに入れられた弥生の映像が届く。日美子は決死の覚悟で弥生を助けに向かうが、そこには日美子を苦しめるための卑劣な罠が待っていた。［HAPPY END］