プリンセス 甘く危険な休日
小さな島国のナバリア王国。この国では王位継承者は王の定めた相手と結婚するというしきたりがあった。若く、恋に憧れる王女のマルゲリータ(羽月希)は、愛のない結婚に絶望し、自らの命を絶とうと海に入水する寸前、神の導きなのか、彼女の傍に日本のレディースコミックが流れ着いた。初めて目にする男女の濃厚な営み。それは、彼女を高揚させるには十分過ぎる材料だった。さらにマリア像が《愛する人は日本にいる》と告げた。祖国で漫画を広めたいという王女の熱意に負け、国王はマルゲリータが日本で漫画の勉強をする事を許可するのだが…。