真 累が淵
妻祐子(伊藤美紀)に自殺された深見昭彦は、継子祐希を連れて不倫相手の依子(夏生ゆうな)と再婚した。依子は祐希と打ち解けようと努力するが、死んだ母親を想うばかりの祐希は心を閉ざしつづけていた。遂に依子は逆上し、祐希を浴槽で溺死させてしまう。慌てた依子は祐希の遺体を廃屋に隠し、警察に捜索願を出した。しかし祐希の死体が先妻の入水自殺した沼から発見されたことを知った依子は驚愕し、先妻と祐希の亡霊に悩まされ始めた。そして昭彦の間に生まれた実の子供「累」の顔面に祐希と同じ痣を見つけた依子は、亡霊の呪いを確信したのだった。許しを乞う依子に亡霊の容赦ない魔手が伸びていく。(2000年制作・日本)