ドラマ

深夜零時にメールの着信音。ハッピーバースディ！それから十日後…。遡る事十年前、一人の少女が自ら命を絶った。孫の死を誰よりも悲しむ祖母の静子。それから今日まで少女の遺影に向かい供養を欠かす事ない静子に、一人の女性が訪ねてくる。女性の話に激昂した静子は、持病の心臓病が発作を起こし永眠につく。そして物語は始る。祖母の静子によって抑えられていた少女の怨念は、自殺に追い込んだ人間を十日間の恐怖へと追い込んでいく。深夜零時、石沢にMAILを報せる着信音、送り主はΦ。誕生日の十日前の事であった。何気ない悪戯メールと思い込む石沢。しかし、十日後石沢は自宅で死亡する。次々に送信される呪のBIRTHDAY MAILに凍りつく。少女と関わった人間の中の一人、黒谷美央は唯一の親友である松嶋香苗に連絡をとる。出版会社に勤める香苗は、独自に今回の事件について調べていく。美央から相談を受けてからBIRTHDAY MAILを受けて死んでいるのは既に三人。美央に説明していく香苗。その時、身体が震えだす美央！異変を感じた香苗は突然美央に襲われてしまう。少女の霊に憑依された美央の口から信じられない言葉が…。

アメリカから帰国した天宮歩は幼馴染の速水理奈が通う学校に転校するが学園に巣食う不良グループに目を付けられ誘拐されそうになる。しかし格闘家を父に持つ歩は天性の格闘センスで不良グループを返り討ちにする。不良グループのリーダーで売春組織を運営する青砥零は歩の噂を聞き腕利きの土川豪と秘書役の花園咲を使い歩を再びターゲットにしようとするが、歩の親友で、組織の障害となる速水理奈を手始めに倒そうと体育館に呼び寄せる。死闘の末、土川達を倒す理奈だったが、その隙に歩は連れ去られてしまう。歩は潜在意識下に眠っている戦闘能力を覚醒させ不良グループを倒すが、そこに青砥零が現れ、なすすべもなく倒されてしまう。激しい拷問を受ける歩を助けるために理奈はアジトに向かうがその前に青砥零が立ちふさがる。果たして二人の美少女格闘家は学園の平和を取り戻す事ができるのか…。

【1時限目】街の不良達の「頭」に次々と喧嘩を仕掛けては潰していく一人の少女がいた。僅か17歳の女性でありながら、生まれ持った卓越した動物的本能による自己流格闘術を使い、ただただ喧嘩に明け暮れていた。そんなある日、いつものように倒した相手から面白い話を聞く。「喧嘩がしたいなら、危廉陣女子学園へ…」。そして、より強い相手を求めて学園へ赴く…。【2時限目】入学早々、学園の洗礼とばかりに喧嘩を挑まれるも、一掃し、ようやく教室へやってくる。教室で待っていたのも喧嘩自慢の少女達であった。その一人、木南を中心とするグループに早速囲まれる。お互い喧嘩を望む同士の激しい喧嘩の火蓋が切られるのだった。

関東最大のチーム～武勇戦鬼～。チームのヘッドである陣内狂介は、ある決断をする。深夜、埠頭で待ち合わせをする狂介と彼女のルイ。いつもの様に時間に遅れやって来た狂介。不機嫌なルイは狂介の頬を叩き責め立てる。すると狂介は穏やかな表情で語り始める。武勇戦鬼をNo.2の曽我天明の譲り、知り合いの整備工で働く事を…。穏やかな表情になるルイ。そしてルイも子供が出来た事を狂介に告げる。二人に幸せな時間が流れ、祝福するかの様に水面に照らされる光。そんな幸せな時間は一瞬の出来事で崩れ去る！ベッドに寝かされ虚ろな状態の狂介。その様子を見ている驫木まこと。狂介を慕い武勇戦鬼に入りたいと付きまとう青年であった。狂介は目を覚まし、まことを掴みルイの事を聞くが、まことから語られた事実に愕然とする狂介。ルイは死、襲ったのは武勇戦鬼No.2天明の預かり、叶野司だという事を。一方、真実を知らない幹部の横田おさむ、木田龍一も狂介がやられた事で騒ぎ立てている。絵を描いた天明、そして腹心の羽室英輝は沈黙を保っている。怒りに狂う狂介は、まことの制止を振り切り天明の所に（昔の愛車狂爆天）向う狂介。天明の狙いは！？武勇戦鬼初代ヘッドの復讐が始まる！真実を知る為に…。