みおり舞

みおり舞

予備校生 恥じらいの個人授業

重い貧血持ちで学校を休みがちの茉莉子(若月まりあ)は、出席日数が足らず2度目の留年が決定する。毎年東大合格者を数名送り出すことで有名な学習塾「学友会」で、合格祝いのパーティーが開かれた。親友・友美(吉川いと)は、第一志望の大学に見事合格。茉莉子にはその姿が眩しかった。パーティーで東大三浪の河田はヤケ酒し、大暴れする。他の生徒がカラオケに出掛け、静まり返った教室にお決まりの貧血でソファーに横になっている茉莉子に、河田は付き合って欲しいと懇願し、自分はクズだと嘆く。留年した自分を彼に重ねた茉莉子は、自ら制服を脱いだ。翌日から突然河田は姿を消すが、後日、二人分の偽造された東大学生証をたずさえ戻ってくるのだが…。
みおり舞

いろ恋芸者 一夜だけの夢

熱海の温泉街の芸者・しずく(友田彩也香)と珠美(みおり舞)は、花柳界で一二を争う人気者。しずくは、女を武器に枕営業もいとわない寝技派。珠美は元芸者の母を持ち伝統を重んじる正統派。真逆の二人は顔を合わせれば揉め事ばかり…。観光スポットを紹介するTV番組の出演チャンスも、本番中のとっくみあいで台無しにしてしまう。そんな二人の元に千載一遇のチャンスが訪れる。世界を股にかけ活動するイベントプロデューサー・ケンゾーが熱海にやってきたのだ。しかもある壮大なプランの日本代表として芸者を起用することを考えているというのだ。熱海芸者のプライドを賭け、秘伝のお座敷遊戯を駆使しながら、しずくと珠美が一世一代の大勝負に出るのだが…。